SOIL AS A PLANT / FIELD-DATA DRIVEN
おおまさり全滅から緑肥自給まで──今日の農業ラリー一式。現地2年の一次情報を主役に、農学的裏取りを添えて束ねる。「現場と大地のループ(入力)」の設計図。
| 弁 | 手段 | 潰す死因 |
|---|---|---|
| 養分弁 EC | 電気伝導度で塩類=肥料濃度を数値管理。濃すぎ(塩類障害で根が吸えない)/薄すぎ(不足)を計器で捉え施肥最適化。 | 痩せ (養分不足) |
| 発酵熱弁 送気パイプ | 底にパイプを設置し空気を送り込む=好気発酵を点火。おがくず・米ぬか・堆肥・硬い丸太を仕込み、散水や雨あがりに送気で強烈に発酵・発熱。下川町の農業事例。送気ON/OFFが地中暖房のスイッチ。 | 低温 (スイッチ窓) |
| 衛生弁 微生物+石灰 | 乳酸菌・光合成細菌を培養散布。腐りやすさを可視化し、腐る前に石灰(酸度中和・Ca補給)+善玉菌で病害菌を叩く。好気発酵で活発化した場を善玉菌で占有=腐敗の暴走を抑える拮抗。 | 腐敗 (高温期の溶け) |
| 緑肥 | 働き |
|---|---|
| 豆類(マメ科) | 根粒菌との共生で空気中の窒素を土に固定。肥料の窒素を大気からタダで引く。 |
| 菌根菌 | 根と共生し、根が届かない範囲のリン酸・水を運ぶ。痩せた土でもリンを取る配管を植物に生やす。 |
| ヒマワリ | 深根で下層養分を吸い上げ、大量のバイオマスを地表に戻す養分ポンプ。景観にもなる。 |
| ヘアリーベッチ | マメ科×被覆。窒素固定しつつ地面を覆い、アレロパシーで雑草を抑制。→ 草刈り負荷そのものを減らす(フィールドのカオスへの直接解)。 |